お知らせ

今年5月に開催されるG7広島サミットを契機に、県産農林水産物を活用し、食を磨き上げる「おいしい！広島」プロジェクト発表会が、令和5年2月6日（月）に県庁にて行われました。

「おいしい！広島プロジェクト」を進めていくため、広島の食を代表する団体である一般社団法人広島県生活衛生同業組合連合会をはじめ6団体と「おいしい！広島」コンソーシアムを発足。当日は広島県知事の湯﨑英彦氏と6団体が会場に登壇し、湯﨑知事立ち合いの下、各団体の特徴を生かした食の磨き上げについての方針が発表されました。

湯﨑県知事は「G7広島サミットは世界中の多くの人々の注目が集まり、広島の魅力を世界に発信する絶好の機会です。この取組によって、県内の様々な場所で、多彩な料理が提供され、国内外の人に「ひろしまは美味しい」との認知が高まるとともに、県民のみなさまも誇りをもって来広するお客様を迎え入れていく。そのことが、更なる県産食材の生産につながっていくという好循環を生み出していきたいと考えています」と、コメント。

広島県日本調理技能士会理事長の下原一晃氏は「広島は中国山地の豊かな自然にも恵まれており、野菜など山の幸も豊富です。わたしたちは、瀬戸内の地魚と県産野菜を使って、日本料理の技法によって広島の山海を表現する料理を提供したいと思っています」と意欲を語った。

また、広島県は同日に県民アイデアによる食の磨き上げを行うプロジェクト「HIROSHIMA FOOD HEROES CHALLENGE（ヒロシマフードヒーローズチャレンジ）」の募集を開始。広島の食材を輝かせ、まだ知らない「おいしいもの」の創出に挑戦するチャレンジ事業者と支援者の募集を呼びかけています。同プロジェクトは、8月まで順次募集し、採択された事業者は12月末まで食の磨き上げ支援を実施。その成果をお披露目する場も設ける予定です。