お知らせ

2024.12.01

広島の鉄人が行く!~安芸太田篇~

FooDrinpicに向け、各地の推しメニューが凌ぎを削るなか、
おいしいの高みを目指し、各地の推し食にプロフェッショナルがアドバイスする企画。
それが「広島の鉄人が行く!」です。
第三弾は安芸太田町の推し食をテーマに開催されました。


SNS推し活合戦の結果発表を目前に控えた11月25日、
安芸太田町からFooDrinpicに応募した安芸乃国酒造のオソラー・カーン氏は、
広島駅に程近い人気の中国料理店「川菜味」の門を叩いた。
同町の推し食は「漬物焼きそば SPICE CURRY MIX」という町で愛されてきた
「漬物焼きそば」を進化させた一品。


この一品を完成させるため、川菜味の店主である松村氏が中国料理で培った調理法や香辛料の知識を活かし、企画に協力くださったのだった。

まずは現状の料理の状態を確認すべく、オソラー・カーン氏が実際に調理します。
イベントでの提供を想定し、
削ぎ落とされたオペレーションと事前の仕込みにより、完成までは数分程度。
この点は松村氏も高く評価。
どういうシチュエーションで提供したい料理なのか?は非常に重要なポイントになる。

そして、あっという間に完成した「漬物焼きそば SPICE CURRY MIX」を早速実食。
漬物焼きそばは雪深い安芸太田町で凍らせた漬物を焼いて食べていたという風習からつくられた地域のB級グルメだ。
今回は「辛子高菜」がチョイスされている。
また、同町の特産である小松菜を粉末にしてカレーパウダーと混ぜたスパイスが使われており、
町の物語をよく表現している。
そういったインプットも得ながら、松村氏からは非常にシンプルでありながら、
見た目や味わいがグッと引き立つアドバイスがなされた。


ポイントは2つだった。
1つ目は料理のメインとなる“漬物を焼く”という部分を際立たせるために、
分量の半分の辛子高菜を麺と炒め、残りに香辛料を追加して完成した焼きそばの上に乗せるというもの。
まさに目から鱗のアドバイスであったが、
これにより漬物の存在感が飛躍的に向上し、料理のメッセージが強く伝わるようになった。

 
2つ目のポイントは見た目。
今回写真はないが、ポイントである「小松菜」を皿にあしらうことで、
町の推したい食材の何を使ったのか?をわかりやすく伝えること。
確かにパウダーになった小松菜はふんだんに使われているものの、食感はなく、香辛料と混ざることで味も感じられにくい。
客に提供する際に語れる状態にするということは、結果的に満足度の向上につながる。

松村氏は、発案者であるオソラー・カーン氏の意思を尊重することが一番大事で、
その上でより良くするためにはどうするか?という視点でアドバイスを検討されたそう。
これを受けたオソラー・カーン氏も大きな納得を得られたようだ。

鉄人のアドバイスを受け、
レベルアップした一皿がFooDrinpicでどのような評価を得られうのか!?とても楽しみである。

おいしい!広島「食べんさい店」は広島らしいメニューや商品を取り揃えています。広島の「おいしい!」をぜひお楽しみください。

  • イメージ:おいしい!広島「食べんさい店」
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